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植物と建物の共存 [masa植木教室]

テレビで「中村拓志」なる建築家が紹介されていた

恋する建築


次世代の空間デザイン 21名の仕事 -Japan: The New Mix-

恵比寿の集合住宅 コンセプトは
「自然と共に暮らす家」

その敷地にはたくさんの木が植わっていた。
そこは林だった。
彼は「この木を切るのはバチが当たる」と…

なので発想の転換…

「木があるところに建築を作らせてもらう」

すばらしい!ブラボー!!

根をよけて建てられた凸凹な住宅
面積を増やすため、2階部分が張り出していたり
風呂には木が入り込んでいるため天井が無い露天風呂風

こんな使い勝手が悪い家、住む人がいるのだろうか?
木の為に、自分の今までの生活スタイル・住宅の常識を変えないといけない

集合住宅だからこそ「実験的に一時的に」こんな家に暮らしてみようか?
というニーズもあるかもしれない

彼は「自然と共に暮らす家」が「今の時代に合っている」
と言っていたのは聞き逃さなかった…

 エコ時代がきてるからやってるの?

 でも、「今の時代だから許される」建築である事は間違いない
 お金を出してまで住みにくそうな家を作らせてくれたのも
  建築家の名声によるものか、この都会にエコが流行っているからなのか?

いずれにしても、この常識から外れた事をやってのけてしまった 「中村拓志」
彼に「ブラボー!!」なのである

建築界が立ち向かわなかった「植物」に真っ向勝負している

コンクリートで固められたら根が息できない
根回りが窮屈だと、逆に家の基礎まで根に壊される
植物と建物。共存するのは難しい。

今までは、普通の建築の常識は。。「住居が一番優先」という考えから植物は排除
あくまでも「居住空間」が大事
建てる側も、木を残したい人はほんの一握り
建築家も木の事を考えるのに労力を注がない

masaは建築の世界にいたけれど
余りにも樹木を飾りにしか思わない建築に疑問をもった
なので植木屋に転職。植物の生態を学んだ。

時代じゃないんだよね。
自然の大切さを考えたら、昔から今でも考えないといけないんだよ
自然を飾りにしか思わない、そんな建築はどうかと思う

人が心地よく暮らせる空間って自然の中にあると思う

まだまだ建築の世界、家を建てる人もそうだけど
自然のある生活を考えてくれない。。
もっともっと、緑の存在を考えて欲しい。。そしてこの都会で自然と勝負してほしい

masaの中学生からの夢「自分の家を設計する」←小さい夢だこと。ははは。。
さてどんな家になるんでしょう?
トムソーヤの木の上の家かしら(笑)

植物の扱いにうんざりして建築の世界に見切りをつけてしまった自分
彼の作品によって刺激を受けた。
また「建築世界」にチャレンジしてみようか?

本当の刺激は実行しないと感じられない。。


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コメント 2

ちか

今の建築って、植物に対して愛情がなさすぎだね!
植物は、人間同様生きている!
植物に合わせて人間が暮らす。
なんで人間の為に、植物が犠牲になるんだ~!
って、考え方は素晴らしいね~!
言われてみるとそうだ…
植物の気持ちになって人間が生きていれば、
地球温暖化にならなくて良かったのかもしれないね。
masaさんも中村拓志さんのように、
建築と植物との関わりあいを変える担い手になるかもよ!
再チャレンジしてみるのも悪くないよね!
by ちか (2007-12-09 18:10) 

masa

☆ちかちゃん
建築世界はどんどん進化してきたからね
どうしても昔から有った物は排除される傾向があるのかも
だけど今こうゆうこと、きちんと言えて実行できる人が出てくると嬉しい。羨ましいってのが本音。
真っ向勝負できる人ってカッコ良い。
masaは色々な物に興味持ちすぎて、真っ向勝負までたどり着けないのかも?続ける事は力になるんだと。勝負してみようかな?
by masa (2007-12-09 21:35) 

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