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アクアデザインアマノさんの「侘び草」の剪定と水替え [アクアデザインアマノ]

グリーンガレージマーケットで

アクアデザインアマノさんの水草「侘び草」と取り扱ってそろそろ1ヶ月。

 

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一回り大きく育ってきたので

今日は剪定と一緒に、メダカの水換えも行ないます!

 

そうそう、「侘び草」と言われてもピンと来ないでしょうから

知らない方の為にちょっと説明しますね。

 

「侘び草」は水草なのですが、アクアデザインアマノさんの独自の商品です。

色々な水草を土に植え込んであって、苔玉のように1まとめになっています。

まとめてあるからレイアウトが簡単です。ポンと水の中に置くだけです。

 

そして侘び草のmixの種類は、1つの侘び草に何種類もの水草が入っているので

個々の草を1つで楽しめるのが特徴です。

(1つの草でまとめてある単植の侘び草もあります。)

なので、管理も簡単なんですよ。

 

これからアクアリウム(水生生物の飼育設備)を始めたい方~本格派まで、

また手軽に涼を楽しみたい方まで、どなたでも自然を楽しむことが出来ます。

 

それではお手入れ手順を記載しますので、参考にしてくださいね~♪

 

まずは。。

事前に用意するのは水です。

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2~3日前からバケツに水を張っておきましょう。

これは、水道水のカルキを抜くために必要なことです。

すぐにメダカの水換えを行いたい場合は、市販の「カルキ抜き」を用法通りお使いくださいね。

 

メダカが入っているガラスベースのこちら。

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入っている侘び草は有茎草mixです。

 

メダカの居る水中スペースも侘び草で覆われてきていますので

メダカの為にも侘び草を剪定して広さを確保してあげましょう。

 

まず、侘び草を静かに取り出します。

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メダカが驚かないようにソーッとやってくださいね。

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その後、メダカをガラスベースからすくい上げます。

私はアイスクリームやプリンなどのカップを使います。

小さくてすくい易いですよ~金魚すくいの要領です。

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この作業も、メダカにストレスがかかるので、ソーッとすくってあげてください。

(網はメダカが引っかかってしまう感じになるのが可哀想なので私は使いません。)

 

ガラスベースに入っている水を捨て、汚れを水道で洗い流します。

 

洗い終わったら、乾いた布でガラスベースの水分を拭き取ります。

この時、ガラスを磨くようにキュッキュと「曇りの無い位」綺麗にしておきましょう。

メダカも水草も綺麗に見えてきます!

 

この綺麗になったガラスベースに、できれば水草の栄養剤「beブライト」を入れましょう。

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アマノさんの「beブライト」は、水草の栄養素が入っています。葉色が綺麗に育ちます。

水替えの時に微量を水に加えるのと、霧吹きの水に微量入れて与えます。

(水1リットル対しbeブライトをキャップ1杯です。が、、

初めて使う場合や剪定後はbeブライトの量を半分以下に少なくしましょう。)

 

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今回はキャップにかろうじてくっ付いている水滴程度にします。

 

このbeブライトは、魚には影響ありません。

(他の植物用の栄養剤や液肥は絶対に入れないでくださいね。)

 

そして、バケツに汲んでおいた水を入れます。

 

その後、メダカの入ったカップを水面に浮かべます。

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こうする事で、今のメダカの入っているカップの水温と新しいガラスベースの水温が同じになります。

これもメダカにストレスを掛けない為に、必須です!

30分程はこの状態にしておきましょう。

 

その間に、侘び草の剪定をしていきます。

 

草をかき分けてみると

草が重なっていた所には日が届かなくて

葉が黄色くなってしまっています。

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この黄色くなった葉は、ピンセットで取っていきましょう。

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手でも取れますが、ピンセットの方が綺麗に取れますよ。

 

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そして長く伸びた草は切りましょう。

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切りたい伸びた枝を選んだら、葉のすぐ上の茎を切りましょう。

 

切った草はこんな感じです。

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さて、、「どの草を切ったら良いか」のポイントは。。

全体を見て、どこか特徴がある植物がある場合はなるべく伸ばして特徴的に。

黄色く枯れてしまっている部分はいつも影になる部分なので、すっきりさせた方がベター。

そして

ガラスベースの大きさや形も考えてデザインしていきましょう!

あなたのセンスの見せどころです♪

 

この剪定は、「枯れたかな?」と思った時には2節くらいを残して

バッサリ短めにカットしてみてください。もしかしたら復活するかも!!

枯れたのではなく、復活というか、生まれ変わる段階かもしれないのです。

 

水草は『水上葉』と《水中葉》があります。

普通販売されている侘び草は『水上葉』です。

『水上葉』を水中に移すと、水草が水中の葉に適用できるように生まれ変わります。すごい!!

この生まれ変わり時には葉を落とし、新しく《水中葉》が誕生します。

そして《水中葉》として綺麗な葉になります。

諦めず、剪定してみてくださいね!


ただ、《水中葉》を『水上葉』に戻すことは難しいので

どういう育て方をしたいかは最初に注意ください。

 

剪定が終わったら、バケツの水の中に侘び草を沈めて

細かい汚れや枯れた草などを落としましょう。

 

さて、そんなこんなで剪定は終了。

 

メダカをそっと、ガラスベースに移してあげましょう。

このときも、無理矢理水中に入れてはいけません。

カップを傾けて、メダカが自分で泳いでガラスベースに移っていくのを待ちましょう。

 

そうしたら、そっと剪定した侘び草を入れます。

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こんな感じになりました。

 

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随分スッキリして、メダカのスペースも広くなりました。

 

お次は「メダカ無し」の侘び草のみの剪定です。

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こちらはデリケートなメダカちゃんはいないので簡単ですよ!

 

侘び草を取り出して、ガラスベースを洗い、キュッキュと乾拭きします。

ガラスベースに「beブライト」を数敵入れて、水を入れます。

(メダカを入れない場合は、水道水で大丈夫です。)

 

侘び草を、パチパチとハサミで剪定していきます。

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前の草とは違う草ですが、切る場所と切る草のポイントは同じです。

 

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たまにガラスベースに入れてみて、どこが切り足らないか確認しながら行なうのもいいですね。

まだ横の草が。。。切ってしまいましょう。

 

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さて、剪定完成です。

侘び草をバケツに沈めて、汚れや枯れた草をふるい落としましょう。

ガラスベースに戻して完成!!

 

どうです?すっきりしましたね。

右側にピョンと飛び出した草を特徴的にして

脇は苔が綺麗だったので短くしました。

 

このようにして剪定していきますが

また伸びてきたら、その状態でどの草を生かし、剪定するかが楽しいところです。

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盆栽のようですね~♪ ↑これも侘び草です。苔とグラス類の草が入っている「涼」。

 

また、日々の管理ですが

・侘び草には、できれば毎日霧吹きで葉に水を与えましょう。できれば「beブライト」入りを。

・メダカが入っているものは、2~3日おきに半分のお水を替えてあげましょう。

(水はカルキを抜いてくださいね。)

水を綺麗にしておくことと、空気も同時に入れられます。

・全体の水の取り替えは水の汚れを見て、1週間に1回くらいのペースで水換え、侘び草をバケツの中でゆすぎましょう。

・草は日の当たる方向へ伸びていきますので、2日に1回くらいは向きを変えましょう。

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草が伸びていない方向に日が当たるように向きを変えます。器をクルリと回転させます~。

 

こんな長々と書きましたが。。

普段は『日が当たる明るい場所に置いておく事』が何よりも大事です。

草が光合成をし、二酸化炭素を酸素にしてくれます。

水中に発生したバクテリアもメダカが食べてくれます。

これが植物と生き物の世界です。

 

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小さい世界ですが、大切に、そして楽しく可愛がりましょう。

生き物と植物との時間をどうぞ存分に楽しんでください♪


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コメント 2

ララアント

涼しげで楽しく読ませていただきました。masa
by ララアント (2013-06-24 21:42) 

masa

☆ララアントさま
アクアライフは楽しいですよ。これからの季節はおススメです〜♪
by masa (2013-06-24 23:58) 

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